世界かんがい施設遺産の寺ヶ池の前にある寺ヶ池公園。公園にある広場に行くのに最も近いバス停が赤峰バス停です。ところでこの赤峰バス停は複数のバス路線があるためバス停同士が離れています。
さらに面白いことに、赤峰バス停と隣の千代田台バス停の距離がとても近く、もしかして赤峰バス停同士の距離のほうが遠いのではと思ったので、実際に歩いて測ってみたのでした。
赤峰バス停を通るバスの一部が10月から廃止

寺ヶ池公園の中でも公園事務所やイベントを行う広場に最も近いバス停が赤峰です。
いろんな路線が交差するバス停でしたが、すでにご存じの方も多いかと思いますが、10月からバス路線の廃止が相次ぐようです。とても重要なことだということがあり、現在市役所関係のある方へのインタビューを打診している最中なので、詳細はまた後日記事で紹介する予定です。


沿線にかかわる人にとってはとても残念なこと。様々な理由があるのと決定事項ということなので仕方がありません。今のうちからの対策としては、バスが運行している9月のうちからバスがなくなったことを想定して、生活のリズムを変えていかなければならないところです。
離れたところにある赤峰バス停

そんな赤峰バス停は、2025年9月現在、4方向からバスが行きかう関係で、図書館方面に坂になっているところ以外の3か所にバス停があり、それぞれけっこう離れたところにあります。

例えば、こちらは赤峰交差点から西側、コンビニ(ローソン)の近くににあるバス停です。住所を確認すると昭栄町です。

ここから同じ赤峰バス停まで行こうとすると結構距離があります。

そして信号を渡り、北方向に歩いた先にバス停があります。


ようやく別の赤峰バス停にたどり着きました。小山田小学校の近くで、住所も小山田町です。

そして道路を挟んだ反対側にバス停があります。
赤峰バス停同士より千代田台バス停のほうが近い?

さて、ここで私はある疑問が頭に浮かびました。

それは、赤峰バス停同士の距離(A区間)と赤峰バス停から千代田台バス停までの距離(B区間)とどっちが長いのかということでした。千代田台バス停と赤峰バス停の間は短いのに赤峰バス停同士が長いとかんじたので、もしかして赤峰バス停同士のほうが長いのではと想像したのです。

もしそうであればとても不思議な現象となります。鉄道の駅でもよくありそうなことで、たとえばおおさか東線の大阪駅と北新地駅との距離も相当あるように思います。厳密には北新地駅は大阪駅ではありませんが、ほぼ大阪駅(梅田駅)のエリアに隣接していて、あのあたりを歩くと「いつも遠いな」と感じるのです。今回はそのバス停版ですね。

さっそく歩いて計測してみました。ふたつ上の画像のバス停の前から歩いて40歩。車で入れる寺ヶ池公園入口になります。


さらに歩くこと130歩で、赤峰交差点の前に出ました。

そして25歩目で現れたもの。これは寺ヶ池公園の入口前にあるオブジェ「陽の華」です。

それから歩くこと60歩で千代田駅寄りの赤峰バス停の前に到着しました。こちらの赤嶺バス停は千代田台町になります。このように同じバス停なのに3つの町にまたがっているんですね。

ではA区間の合計をみると、40 + 130 + 25 + 60で合計が155歩でした。

さて、ここからB区間です。千代田台バス停までは何歩でしょうか?

歩くこと100歩の地点です。バス道から左方向に分かれている辺りです。
結論:赤峰バス停同士より千代田台バス停のほうが遠かった

あの地点から87歩歩いたところに千代田台バス停がありました。B区間は100+87で187歩でした。結果赤峰バス停同士(A区間)よりも、赤峰から千代田台バス停(B区間)までのほうが32歩多いことがわかりました。

つまり同じバス停同士は長い距離ですが、隣の近いバス停よりは近いことが判明しました。バスに乗っているときにいつも気になっている疑問だったので疑問が解けました。

スポット情報:赤峰バス停
住所:大阪府河内長野市小山田町、千代田台町18、昭栄町15
アクセス:赤峰バス停下車すぐ
